相変わらず方向性の見えないレンジ気味のドル円相場だったので微益確定。

前日の流れを引継ぎ、四週間ぶりのドル指数の高水準、米株安でのリスク選好低下によりドルの上昇が見込まれました。

ただそれにしても上値が重く、なかなか上げきらないドル円相場。
ここで僕が注目していたのがVIX指数。別名恐怖指数。
VIX指数を用いたオススメの取引方法を紹介します。
VIX指数(恐怖指数)とは?
VIX指数:Volatility Indexの略で、シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数。一般的に、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされる。

VIX指数は、投資のリスク選好度合いを反映したものと言われます。
VIX指数が高まれば高まるほど(最近は30を上回ってから)投資家はリスク回避的になり(リスクオフ)、安全資産であるドルや円、同じく安全資産の債券を買うようになります。
一方でVIX指数が低いほど(最近は30を下回ってから)投資家はリスク選好的になり(リスクオン)、安全資産であるドルを売って手放し、リスク度合いの高い新興国通貨を買うといった動きが出やすくなります。
またVIX指数は、相場のボラティリティ(変動率。相場に上下の値動きが出やすくなること)の高低を計るとも言われ、VIX指数が高いほどより大きなボラティリティが出ると言われます。
リスクオフで同時に買われたドルと円の強弱を見極めて利益を得る
昨日の僕の取引結果です。

負けてましたが、21時台のドル円下落を予想して27000円を確定しました。
21時台のVIX指数です。

お分かりでしょうか。VIXは上昇局面にありました。つまり、
円やドルが買われ、同じくボラティリティも高くなるという予想が立つのです。
ボラティリティが出るということは明確なトレンドができる可能性があることからチャンスです。
しかし、ドルも円も買われたらドル円はレンジ相場になると考えます。ここで見るのが、OANDAのCurrencyStrength(通貨の強弱)です。

これを見ると、水色のJPY通貨が、21時を過ぎたあたりからオレンジ色のUSD通貨より強くなってきていることがわかります。つまり、JPY>USDの順に通貨の強弱が出たので、ここでドル円の売りを入れた、という戦略です。

ちょうどドル円が下落し出したのと重なっているのがわかると思います。
とはいっても明確にドルと円に強弱の差はなかったな、というのが感想です。ドルが円より弱くなったと言っても、あくまで主要通貨のなかではドルもかなり強い方だったので。。
とは言え、自分でエントリーする際は、なによりも「再現性」が大事になってきます。
再現性というのは、言い換えればエントリー根拠です。なぜ自分は下や上に相場が動くと判断したのか。
その根拠が明確になかったら、明日また同じ局面に出会した時に同じように利益を得られなくなるという不安が残ります。
だから、上記に書いたように、明確なエントリー材料を並べる必要があるのです。
参考に、昨日の僕のエントリー材料を書いておきます。
- トレンドフォローの流れを重視(逆張りではなく順張りをするルール)
- VIX指数でボラティリティとリスクオン/リスクオフを把握
- ドル指数をチェックしてドル単体の強さを計る
- OANDAの通貨の強弱をみて強い通貨と弱い通貨ペアを探す
なお、OANDAのオーダー情報は誰でも見ることができますが、口座開設をすると正確な5分足でリアルタイムに見ることができます。
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