以前のファンダメンタルズ分析に代えてテクニカル分析重視のトレードにしてから、週単位では僅かながらも、利益幅を増やすことができるようになりました。
なにより、チャート上にネックラインを引いて分析するため、正確なリスクリワードレシオ(損益率)を取ることができて、大きな損失を被ることがなくなりました。
FXを始めた初心者がビギナーズラックで勝つことはよくありますが、その後勝ち続けることというのは、至難の業とも言われます。そのなかで勝ち抜くためには、シンプルな考え方・習慣と、機械的で単純なトレード手法と、ブレないマイルールが必要です。
今日は、これら三つのことについて記事にしていきます。
それ、本当に頼りになんのか?
シンプルな考え方と習慣が、大損失を防ぐ
FXは、難易度の高い金融商品であるという前提
Twitterrとかのタイムラインには、
「○○師匠のミラートレードで億り人になった!」「○○さんの作ったEA(自動売買)で月利200%!」「海外FXの高レバレッジで大金持ちに!」
といった、FXがいかにも簡単に巨額の資産を築ける金融商品であると錯覚させる文言が飛び交っています。FXを数ヶ月触ったあなたなら承知でしょうが、まずFXというものが、
大損失と隣り合わせの、危険で難易度の高い金融商品
であることを認識しなければなりません。そして、そう認識することによって、地に足をつけて、冷静に相場を眺めることができるようになるのです。
FXをやる上で最も大事な視点です。
迷ったらシンプルに考える習慣を持つ
ボラティリティの高まるニューヨーク時間になると、血が騒いでどうしても市場にエントリーしたくなります。負けている時もそうですが、往々にして、感情的なあまり、適切な選択ができなくなることがあります。
その時は、初心に戻って「今はレンジ相場だからエントリーしないのが正解だな。」とか、「イメージのシナリオにならなかったから損切りする」「休場の土日は危険だったエントリーの振り返りをする」
といった、当たり前のことを当たり前のように繰り返すようにしています。
感情的なトレードになるとき、まだまだあるけれど。。
これが自然とできるようになると、感情的で危険なトレードを避けるようになり、1日あたりの被る可能性のある損失を最小限にできます。
機械的で単純なトレード手法を繰り返す
以前までは、米国債券の利回り、NASDAQ、S&P500指数、ドルインデックス、インプライドボラティリティなど、いろいろな指標をみていました。
しかし、これらいろいろな情報をエントリー根拠にすると、エントリーするまでに時間がかかる上、複雑な要因が多すぎてトレードの正確性が低下するという問題が生じます。
それからトレードのエントリー根拠については大きく考え方を変更し、トレード根拠は主に2つ。それ以外に見る指標は主に2つとしています。
・OANDA オープンオーダー・オープンポジション
・VIX指数
・3本のEMAが同じ方向を向いた時
・ネックラインをブレイクした時
ブレないマイルールで淡々と資産を増やす
そして最後は、FXをやる上で最大の障壁となる、感情的なトレードを防ぐために「こうしたらこうする」というマニュアルのようなルールを決めておくことです。
「1日の最大損失は純資産の4%まで」
「値動きの小さい東京時間は取引をしない」
「三連敗したらその日の取引は終了」
というように、いくつかの枠組みを設定します。
そうすると、決められた枠の中でしか取引できないため、感情が入ってくる余地というのは少なくなります。
さらに僕の場合、
FX口座からは、生活費のために出金をしない。
利益は全て再投資する。
と決めています。なので、どれだけ利益が出ても、次の日に被るかもしれない損失に備えて再投資します。
僕は本業で他に仕事があるため、生活費用はそこでまかなえます。このルールをつくることで、トレードに心理的なプレッシャーを与えることを回避し、よりストレスフリーな取引ができるようになるのです。
さて、再来週には大統領選挙が控えています。選挙に備えて、ドル円相場は少し閑散とした出来高の少ない相場が続いていますが、チャンスを見つけ、大きな利益を出せるように頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。