FXファンダメンタルズ

リスクオフの時にドル円ショートエントリーの勝率が上がる理由

すやき
すやき
なんか小難しい話でも始まるのか?

 

ナッツ
ナッツ
すやきにもできるだけわかる様に解説するね

 

リスクオフだとドルも円も買われる

為替市場へのエントリー材料として、OANDAの通貨の強弱チャート[Currency Strength]を見ています。

このチャートを見て一番強い通貨と弱い通貨をペアとするエントリーをしています。

以下は、昨日のCurrency Strengthチャート。

このとき、青色の円通貨とオレンジ色のドル通貨が、似た様な動きをしているのがわかるでしょうか。

円が全面高で買われているので、似た様な動きをしているドルも、他のドルストレート通貨ペアと比較して買われているのがわかると思います。

ドルと円が同時に買われる。これは、為替市場において何を意味しているのでしょうか。

ドルと円が買われる背景についてはアナリストによって意見が分かれるそうです。ただおそらくマジョリティな説としては、為替市場が「リスクオフ」の状態である、と言えます。

リスクオフ:万が一の状態に備えて、リターンは低くても安全な通貨を買い、それまで持っていたリスクのある通貨を売ろうとする投資家の心理を反映した言葉。

例:トルコリラのような新興国通貨を売り流動性の高い円を買う。

リスクオフであると為替市場で判断できたら、自然とドルや円といった、流動性の高い(意思通りのタイミングで約定ができる)、基軸通貨(取引量が圧倒的に多い)へ資金が流入します。そうなると、ドルと円に相関性が生じ、明確なトレンドは出にくくなります。

では、市場がリスクオフか、その反対のリスクオンかはどうやって判断するのでしょうか。



VIX指数が25あたりを超えるか、急な動きをした時が転換点

VIX指数[Volatility Index]、というアメリカの指標があります。簡単にいうと、このチャートを見てリスクオン/オフを判断できます。

VIX指数:シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数。一般的に、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされる。通常は10~20で推移するが、市場への警戒感が高まると30を超えてくる。

上のキャプチャは、Investing.comから検索して引っ張ってきた昨日のVIX指数チャートです。ご覧の通り、27前後で推移しているのがわかると思います。

コロナパンデミックの影響もありますが、このVIX指数、25を超えたあたりが、リスクオフであると判断されます。VIX指数が高い→市場への警戒が高まるからリスクをとるのをやめよう→リスクオフの状態

また、VIX指数は、名前の通りボラティリティ(為替の上下の変動具合)を測る指標でもあるため、VIX指数が上昇し、リスクオフになれば、そのぶん今まで動かなかったチャートが今後動き出す可能性があることも示します。

VIX指数が上昇し、市場がリスクオフの状態になった時、まず通貨の強弱を見ます。基本的にドルと円とユーロしか取引しないので、このときにドルと円が似た様な動きをしているときはエントリーしません。ボラティリティが上がったとしても、あくまでドルと円は似た様な動きをしているので。

ただ、例外もあります。

それは、アメリカの主要株価指数であるS&P500やNASDAQが前日比で上昇した時です。

この時は、アメリカの景気上昇の兆しを受けて投資家はリスク選好的になってドルを売り、新興国通貨のような比較的リスクのある通貨へ投資するといった思い切ったことをすることがあります。

つまりアメリカの市場でリスクオン的な動きがある時は、仮にVIX指数が上昇してリスクオフと判断しても、現実はリスクオン的なドル売りが起こっています。この時円は買われ、ドルは売られるので、綺麗な下降トレンドが出ます。

すやき
すやき
難しくなってきたからその辺はまた今度にしてくれー

このへんはすこしわかりにくいので、実際に取引で似た様な状況が出現した時に記事にしようと思います。

今日のまとめをします。

市場がリスクオフになったら

・VIX指数が上昇していることでリスクオン/オフ判断
・通貨の強弱チャートを見てドルと円が似た動きなら見送る
・ドルと円の動きに相関がなく強弱が明確な時、トレンドの方向に向かってエントリー

ということです。今後もよろしくお願いします^^

♪SECONDWALL【僕は僕でしかなくて】